みこしの意味
「みこし」 は 「御輿」 とも書くが、「神輿」 とも書く。
後者の「神輿」の字からよく分かると思うが、みこしとはご神体=神様を担いでいる。その意味の場合「担ぐ」という漢字も意味が違うらしい。
なんせ、三社みこしでかつぐ「みこし」にはご神体が収められている。
元はと言えば、各神社の氏子が担ぐものだろうが、人の少ない近年では氏子以外のオレ達も担がせてもらっている。祭りとして。
みこしを担ぐにあたって
オレ達の肩で担いでいるのは、神社の氏子の方々が大事に祀っている神様だって事だけは理解して、そこだけは失礼のないようにしてくれ。
無論、ある訳ないと思うが、みこしに登るなんて事はもちろん、微妙だが待機の時に、みこし(みこしの担ぎ棒)に座ることのないようにも気をつけてくれ。もたれるのはいいけどな(笑)
また、待機の時に拍子木や大うちわなどの備品をみこしに立てかけるのも控えてくれな〜 とは言え、食事に行く際にはこれらは置くところがなく、さすがに立てかけられが(笑)
とにかく、オレ達以上にみこし=神様を大事に扱ってくれている人たちがいる以上、その思いに失礼のないようにだけ、頼む
それだけ守ったら、あとは威勢よく担ぐことが一番のはなむけやしよ〜♪(笑) チョーサヤ!
もっと詳しく!というなら 〜H18年勉強会より抜粋〜
「お御輿(おみこし)」は「お」も「御」も敬語。
「輿(こし)」・・・位の高い人を担ぐ事のが「輿」。一般の人が担いでもらうのは「かご」。お御輿は神様を乗せる「輿」。神様が乗っていなければ、ただの「かご」というわけだ。だから気持ちが大事。
神様を御輿に入れる儀式は夜にやるそうだ。
祇園まつりは、江戸時代の姿からは様変わりしている。より賑やかに、楽しくいこうと!観ていただく観光の方にも楽しく観ていただければと。
「祇園」とはインドからのもの。インドは天災や疫病が多い。これらも全て神様の業だと信じられていた。
日本では平家物語の始めの部分に「ぎおんしょうじゃの鐘の音・・・」という言葉が残っている。確実な記録では平安時代。同じく疫病などが起こり、都の
ものを動かさないと静まらないと考えられた。その後、たまたま疫病が収まり、それから毎年ではないが、行われるようになった。
以上、豆知識