松阪祇園まつり 三社みこし とは?
三重県松阪市の夏祭り 「祇園まつり」 毎年7月中頃の土日に開催される。この中でさまざまなイベントも行われるがメインとして土曜日には 「三社みこし」、 日曜日には「鈴おどり」 が開催される。 その中でも祇園まつり最大の売りが 「三社みこし」 である。
三社みこしの詳細
松阪の三つの神社からそれぞれ御輿(みこし)を出し、盛大に練り歩く。
八雲神社(やぐも) 御廚神社(みくりや) 松阪神社
八雲、御廚、松阪からそれぞれ一基ずつ、松阪からは更に小さいみこし
「小みこし(こみこし)」が一基出る。
昔は喧嘩みこしであったようだが、トラブルにより途絶えてしまっていた。
これを平成元年、復活させたものが今の形である。 喧嘩ではなく、逆に
三社が一丸となりいなせに、雅にみこしを担ぎ、練るのが「三社みこし」。
そのための一つとして、三つの別々の神社でありながら、ハッピは統一
されている。これこそ三社一体の証しである。 全国に祭みこしは多々
あるが、衣装が統一されているというのは類がない。
かけ声は 「ちょーさや」
三社みこしのかけ声は 「ちょーさや」
大体が「わっしょい」となるものが多く、「ちょーさや」は珍しい。
語源についてはいろいろな節があるが、どの節が正しいかは不明。
みこしの記録として、よくよく「絵」は残っているが、「掛け声」は書かれていない。 言葉としては「風土記」の中に近い言葉が残っているが、この時代にみこしを担いでいたとは思えない。
いろんな節の一部は下記のよう。
・江戸時代に「ヨ−サヤ」という祭の掛け声がある。
・「千代に栄える(さかえる)」
・「長歳(ちょうさい)」
担ぎ手になるには?
一般公募により募集している(おおむね5月くらいから募集)
・既に登録されている担ぎ手グループにリーダーには募集の旨の封書
が届くのでこれによって申し込む。
・はじめての方は下記番号まで
三社みこし世話人会事務所 0598-21-4666